CREATOR ECONOMY · IP
ISSUE 01 / 2026
🎵 YOASOBI
音楽
2019年12月デビュー、「小説を音楽にする」を一貫コンセプトにしたデュオ。Spotify海外で最も再生された日本人アーティスト4年連続1位、「アイドル」は日本語曲史上初のBillboard Global Excl. U.S. 1位(2023年6月)[1]。ソニーグループ内の投稿小説サイト→音楽→アニメ・ドラマへの「コングロマリット型メディアミックス」の最前線。
🎯 30秒で分かるYOASOBI
- メンバー: Ayase(作詞作曲・サウンドプロデュース) + ikura=幾田りら(ボーカル)の2人組
- デビュー: 2019年12月15日「夜に駆ける」(ストリーミング限定配信)
- 源泉: ソニー・ミュージックエンタテインメント(SMEJ)運営の小説投稿サイト「monogatary.com」の受賞作を楽曲化
- 「夜に駆ける」: Spotify累計再生12.3億回(国内アーティスト最多)[2]、CDなし単独でBillboard Japan年間1位(2020年)を達成した史上初の楽曲
- 「アイドル」: TVアニメ『【推しの子】』OP、Billboard Global Excl. U.S. 1位(日本語曲史上初、2023年6月)、YouTube約6億回再生
- Spotify: 1億再生超え楽曲21曲、10億超え2曲。海外で最も再生された日本人アーティスト4年連続1位(2021-2024)
- ライブ: コーチェラ2024出演、NY Radio City Music Hall満席、ロラパルーザ・シカゴ出演、欧州ツアー展開
4観点で深掘り
クリエイターエコノミー文脈での示唆
- 「投稿サイトで物語のタネを集める」垂直統合の先見性 — monogatary.comは音楽会社が作った小説投稿SNS。アマチュア投稿者を原作者にすることで、大量の物語資産に低コストでアクセスする構造
- 「CDなしでBillboard 1位」という業界常識の更新 — AKB48の特典CD商法を支配的モデルとした日本市場で、ストリーミングのみで年間1位を取った史上初の事例
- 「アニメ→楽曲→原作小説」の多重循環 — アニメOP/EDとしての楽曲がストリーミング再生を生み、ファンが原作小説書籍を購買する3段階の価値連鎖
- 「コングロマリット型クリエイターエコノミー」の参照モデル — AKB48(物理接触型)・BTS/HYBE(プラットフォーム型)と異なる、ソニーグループ内の事業部間連携で実現するIP価値多重化
- 「グループ名義と個人名義の並列運営」 — YOASOBIとしての活動、Ayaseソロ、幾田りらソロを完全分離。メンバーのキャリアとグループのIP資産双方を維持する第3のモデル
⚠️ 注意: Ayase・幾田りら個人の収益、SMEJ内の権利配分比率は非公開。本サイトの数値はSpotify公開データ、Billboard公式チャート記録、Oricon公式、PR TIMESプレスリリースなど公開情報に基づく。「推計」ラベルなし数値は公式発表値。